野川第二発電所建設事業の内 水圧鉄管製作据付工事
御発注者 | 山形県 企業局様 |
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工事期間 | 平成18年6月5日~平成21年7月30日 [平成18年度] ・工場製作(H19現場施工分) [平成19年度] ・鉄管№19~№10据付(立坑内垂直部分) ・工場製作(H20現場施工分) [平成20年度] ・鉄管№7~№9 ・鉄管№1~№2据付 [平成21年度] ・鉄管№3~№6据付 ・空気弁据付 |
工事番号 | 49G-3051 |
現場付近は豪雪地帯です。12月中旬には現場閉鎖、翌年4月までは雪崩の恐れがあるので通行止めとなる場所でした。
また、道路勾配が最大15%という場所もあり、積雪時・凍結時にはトラック等の車輌が登らず、昼まで除雪待ちという日も多々ありました。
[はじめに]
本事業は 長井ダム建設に伴い、旧野川第二発電所がダム湖に水没する為、発電所を移設する事業であり、この事業に伴う水圧鉄管の切替え工事です。
野川第二発電所は、長井ダムのさらに上流に位置する木地山ダムより取水しています。
施工範囲は既設サージタンク(調圧水槽)より分岐し、新設発電所立抗部までの延長104.131mを切替施工する工事です。
[施工現場諸条件]
施工現場は、長井市市街地より車で30分程度の山を切崩した斜面にあります。
現場までの長井ダム(建設中)工区を通る道路では、7種の工事が行われていた為、“工事車輌の通行”“製品・重機の搬入”には特に細心の注意をはらいました。
[工事着手前]露出管は斜度約51゜斜面に据付けました。 | [平成19年度]新設発電所建築前の状況です。 | [平成20年度]新設発電所建築後の状況です。発電所の真下に立抗部があります。 |
[鉄管仕様]
形 式 | ステンレス製水圧鉄管 |
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管内径 | φ2.0m~φ1.9m~φ1.2m |
板 厚 | 8mm ~ 20mm |
管 長 | 104.131m 1条 |
[配置図]
[製作施工状況写真]